サイコロジー・オブ・マネーから学ぶお金のたまらない人の特徴と解決策を説明していきます。
本書は、全世界累計１００万部を突破し、日本でも７万部を突破したベストセラーです。
「お金」と「人間心理」の関係を分かりやすく解説している本です。
それでは一緒に学んでいきましょう。
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２０章に及ぶ構成になっていますが、特に学びになっている点について解説していきます。
第４章 複利の魔法 ウォーレンバフェットの資産のほとんどは６０代半ばに増えたもの。
資産額 ８４５億ドルのうち、８４２億ドルは５０歳の誕生日を迎えた後に増えたもの。８１５億ドルは、６０代半ば以降に増えたもの。
イメージがわかないので、グラフ化してみた。
１万円を年利２２％で７０年間運用した結果のグラフと表。
１万円が７０年後には、約９億円になる。
５９年目で１億円になっている。後半の複利パワーが分かると思います。
| 年数 | 金額 |
| 25 | ¥1,182,050 |
| 36 | ¥10,534,018 |
| 48 | ¥114,528,096 |
| 59 | ¥1,020,634,346 |
| 70 | ¥9,095,536,407 |
そして、この複利のパワーを得るには、「黙ってじっと待て」がポイント。
第５章 裕福になること、裕福であり続けること
未来に楽観的であれ。
NG 物事がうまく行く
OK 途中、株価が下がったとしても長期的には上がっていくと考えること。
アメリカを例にすると
GDPは過去１７０年で２０倍に成長した。
ただ、その間Googleによれば経済的悲観論という言葉が２万９０００回以上掲載されていた。短期的には悲観的な状況を受け入れる必要がある。
７章 自由 お金が人生にもたらす最大の価値は、「自由」
ミシガン大学の心理学者キャンベルによると、
人間に幸福感をもたらす信頼性の高い要因は「人生を自分でコントロールしている」というはっきりとした感覚があること。
どんなステータスのある仕事よりも、「好きな時に、好きな人と、好きなことができる」生活を送ることの方が、人を幸せにする。
１０章 貯金の価値
「収入」ー「エゴ」＝「貯蓄」
欲望を抑えれば、支出は減る。
他人の目を気にしなければ、欲望は抑えられる。
生きるために必要なレベルを超える支出は、エゴの表れ。
自分はお金を持っていると見せたい。つまり「エゴ」
「目的のない貯金」が最大の価値を生む。
目的のない貯金は、「選択肢」と柔軟性が手に入る。
銀行口座は、転職や早期退職などの選択肢というリターンをくれる。
終わりに
最後にあとがきの言葉で終わりたいと思います。
本書は、単なるお金に関する知識だけではなく、より良い人生を生きるための知恵も与えてくれる。本書が、読者の皆さんが有意義で素晴らしい人生を送るための助けになることを願っています。
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